写真はわたしの自宅です。
こんにちは。
わたしはサラリーマンとして働きながら、
時間があれば気ままにオリジナル曲の制作しています。
部屋に防音室があるので、好きな音量で音楽を聴いたり、
配信や撮影などの活動できる環境は、
ひかえめに言って最高です!最高なんです!

この記事は防音室を購入したいと考えてる人必読です。
防音室の設置を検討している人は特に知っておかないとやばい情報ばかり。
わたしが購入した時の経験をもとに、
大変なポイントをお伝えできればと思います。

YAMAHA「アビテックス」

わたしが購入した防音室は
YAMAHAが展開している定型タイプの防音室「アビテックス」
この防音室は業者さんが家に来て組み立てや解体をしてくれます。
部屋の壁や床に穴をあけたりすることもないです。

ポイント
この防音室は自力では組み立てや解体は不可能です。
設置した後に、また引っ越す場合は移動に15万円程度かかります。
設置する物件選びは、よく考えてから決めたほうがいいです。

設置条件

防音室の設置には最低クリアしなければならない条件があります。

必要なスペース

防音室が設置できるスペースが必要ですね。
天井の高さにも注意が必要で、組み立て作業の際には
防音室の実際の高さよりも天井の高さに余裕が必要です。

ポイント
防音室を置きたい場所をYAMAHAの社員さんが出張で計測してくれます。
仮に引越し先だったら、入居前の部屋でも計測してもらえます。
購入したけど設置できませんでした、と言う心配はないです。

防音室の設置許可

賃貸は、部屋のオーナーに防音室を置くことを拒否されることがあります。
防音室は重量が3〜400kgあります。それほどの重量を部屋に置くと
床が修繕できないほど、変形するのではないかと、心配するのです。
防音室を置いてもいいというオーナーは少ないです。

ポイント
部屋のオーナーに防音室の設置がバレるのは、
引っ越し前にYAMAHAの社員さんに部屋を計測してもらう時です。
今住んでいる家に設置できるなら、オーナーにバレる心配はありません。
あまり気にしないでOKです。
ちなみに床が変形する心配は無いと考えています。
理由はいずれまた解説します。

引っ越しx防音室=大変

わたしが購入したときは。
防音室を、引っ越し先に設置しようとしていました。
同じように考えてる人に伝えたいのは、
時間に余裕を持って進めてほしいと言うことです。
詳しく説明します。

道のり

引っ越しと防音室を設置するまでの道のりです。

  1. ネットで部屋を探す
  2. 近くの不動産屋に行く
  3. 気に入った部屋が見つかる
  4. 防音室の設置について部屋のオーナーにOKをもらう
  5. YAMAHAの社員さんに部屋を計測してもらう
  6. 防音室が設置できることが確認とれる
  7. 引っ越しの契約、防音室の契約
  8. 引っ越し作業
  9. 業者が来て防音室を組み立ててくれる

ポイント
1〜5の途中で防音室の設置がNGだったり、
防音室が設置できるスペースが十分にない部屋だと
また、1からやり直しになります。

わたしの体験談

この章ではわたしの実体験を
少しお伝えできればと思います。
読み飛ばしても構いません。

わたしは自分でレコーディングして、曲を作っています。
当時の私は防音室を持っていなかったので、自宅でのレコーディングは
隣近所の迷惑になるのではないかと心配で、スタジオを借りたり、
深夜のカラオケのフリータイムを利用してレコーディングしていました。
防音室の存在を知って、設置したいとすぐに思いました。

当時、住んでいた家の契約更新に合わせて
引っ越しと、防音室の設置をしようと決心したのです。
契約更新まで2ヶ月前のことだったので、十分に時間があると
思っていたのですが、



とんでもないことに!

早速、不動産屋で気に入った部屋を見つけました。
見つけたまではいいのですが、
部屋のオーナーに防音室の設置の可否を確認すると、
NGの回答になる物件ばかりでした。
わたしの理想の立地や条件の部屋は、
防音室が設置できない事で選択肢から消えていきます。

そして、迫っている契約更新も待ってはくれません。
既に契約更新1ヶ月前になり、わたしはドキドキしながら
契約更新しないことを今の家の不動産屋に通達しました。
退去日も決定してしまい、その日までに引っ越し先を決めないといけない。。。
後戻りができない状況で、また部屋を探し始めたのです。

このまま引っ越し先が見つからないんじゃないかと、心底しんどい状況でした。

さらに防音室の難しいところは、オーナーの許可だけではなく、
設置できるスペースも必要だという事です。
最終的に物件が決まるまでに、
YAMAHAの社員さんに3回も計測してもらいました。
天井が低すぎて設置できないケースと、
一度は設置をOKしてくれたオーナーも、
計測する当日に「やっぱりダメ」と言われたケースがありました。
また、部屋の計測を依頼している間にも、他の候補の部屋が、
先を越されて契約をされてしまったり。
とにかくハラハラ、ドキドキ。

結局、前の部屋の退去日の1週間前にやっと、
設置OKの物件が見つかり、大急ぎで引っ越しの手続きをして、
なんとか、退去日前の「引っ越し」と
引っ越し先での「防音室の設置」を実現しました。

良い引っ越し先が見つからなければ、引っ越しも防音室も、
諦めていたかもしれません。
引っ越し先は適当に選んでも良いことはないです、
時間に余裕を持ってゆっくり引っ越し先を探すことをオススメします。

費用の内訳

さてさて、いよいよお金の話になります。
今回の引っ越しと、防音室の設置は、
全部合わせて1,483,257円かかりました。
こちらが費用の内訳です。

  1. 防音室本体:650,000円
  2. 設置費用:237,875円
  3. 引っ越し初期費用:575,400円
  4. 引っ越し費用:20,000円

高い買い物です。
1と、3はローンで支払いができました。
1はローン審査があり会社員の場合、カードの支払い滞ったりしてなければ問題なし、手数料も取られません。
2はすぐに支払いになります、この金額は絶対手元に必要です。
3は不動産屋によってはローンを扱ってないこともあります。
4の引っ越しは、トラックを自分でレンタルして、抑えました。

ちなみに
1は中古品の価格です。新品は倍近くします。。高い。。。。
中古は本体の状態を事前に見ることはできませんが、
YAMAHAでちゃんと清掃、整備されていますので、
それほど神経質じゃない人は心配することはないと思います。

ポイント
ローンは毎月4万円近い支払いでした。
正直、生活苦しくなりますが家に
防音室があれば、スタジオ代などは使わなくなります。
また自由に使えるお金がなくても、防音室で遊べることはたくさん。
そんな生活にメリットを感じられる人にはオススメです。

まとめ

  1. 住んでいる家に設置できるスペースがなければ引っ越し。
  2. 引っ越し先を決めるのには時間がかかる、余裕を持ってスタートしましょう。
  3. 本体代は、分割手数料0円でローン支払いができる(2018年の話)
  4. ローンで生活苦しくなるけど、スタジオ代は減らせるし、快適に制作できる。
  5. 自分では防音室の解体はできません。移動費用15万円程度なので、設置する物件選びは慎重に!

以上、YAMAHA「アビテックス」の場合に
140万円かけた防音室の購入と引っ越し事情でした。
いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでいただいたらこちらも気になるとお思います。

・お金をかけられない人向けに、オススメの防音室。
・防音室の防音効果について。

今後、紹介していければと思っています。

それではここまで読んでいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。